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あなたの姿勢はどんな姿勢ですか?
真ん中のイラストは猫背
右側のイラストは反り腰です
今回はまず反り腰について書きたいと思います。
自分のお尻を見てみましょう!
見た目でお尻がプリッとアヒルのように突き出ている
一見きれいなお尻に見えますが、案外そういう方で腰痛が多い現実。
これは筋肉がついて美尻になっているのではなく
骨盤が過度に前に傾いている状態です。
最近では美尻トレーニングが流行ってますが
ただの出っ尻(骨盤の過度な前に傾いている状態)は腰を痛めることが多いです。
自分が反り腰かチェック!
座った姿勢か立った状態になります。
手を後ろに回し、腰の中心のある背骨を触ってみましょう。
その背骨を触りながら背中を丸めてみます。
その時に背骨がボコッと出て来たらまずはOKです。
背中を丸めても背骨は出てこない、変化がない方は反り腰の可能性大です。
骨盤が過度に前に傾くとなぜ腰が痛くなるのか
腰を丸めても背骨が出てこなかった・・ ということは
腰の筋肉が固くなっていつも縮まっている状態になっています。
筋肉が縮まって固まってしまうと伸びにくくなって
背骨を押し出すことが困難になった結果です。
イメージしてください
スマホやパソコンに夢中になって同じ姿勢で作業を続けた後
ふと気づくと体が固まって体中が痛い・・なんて経験ありませんか。
それは同じ姿勢をずっとしていたことによって
筋肉が固まり痛くなった結果です。
そんな時に体を伸ばそうとしたら、なかなか伸ばしにくくて
簡単に痛みが取れなかったりしたことないですか?
反り腰の腰痛はそのもっと過剰に縮まっている状態!
いつも反り腰になっていることによって腰の筋肉がいつも
縮まって固くなっているから腰が痛くなっています。
骨盤を正しい位置に戻すために
腰が固くなっているということは・・・
反対側のお腹の筋肉(腹筋)はどうなっていると思いますか。
はい! そうです。
伸びてゆるい(力が入りにくい)状態です。
ということは
腹筋が緩んだ(力が入りにくくなった)ことによって
反り腰が起こってしまうのです。
緩んだ腹筋を使えるようにすると腹筋が骨盤を正しく戻してくれて
反り腰が改善されるので
腰痛が改善されやすくなります。
腹筋を使って腰を伸ばしましょう
といって、上の写真のような腹筋はしなくても大丈夫!
それよりももっと簡単にできる方法があります。
それは腹筋を使う呼吸法です。
では、その呼吸法を実践してみましょう。
腰痛改善腹筋を呼吸で使おう
① なるべく固い床に寝転び、膝は立てておきます。
② 体が風船のように膨らむようなイメージで息を吸ってみましょう。
③ 背骨が床に付くくらいおへそを凹ましながら息を吐ききります。
吐き切るがポイント!
これを毎日時間があるときにやってみてください。
注意ですが、
息を吐くときに背中を丸めて背骨を付けるのではなく
背中は真すぐのままでお腹がえぐれて見えるくらい凹ましていきます。
それだけでも最初は苦しいと思います。
続けていくうちにチェックでやった腰を丸めると
背骨が出てくるようになります。
そうなったときにはきっと腰痛も軽減(改善)されていると思いますよ。
是非毎日やってみてくださいね。
最後までお読みいただいてありがとうございました。
ピラティススタジオAwake
代表 水谷 有紀
〒453-0053
愛知県名古屋市中村区中村町7-43 キトウビル1階
TEL&FAX : 052-413-5551
e-mail : awake5551@yahoo.co.jp
URL : http://www.pilatesbody-awake.com/
水谷 有紀
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